ク•ビレ邸の秘かな愉しみ

北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ(大阪市)の情報発信拠点「ク・ビレ邸」で開催されるイベントに関する極秘ニュース。決して他言は許されませんのでご注意あそばせ!

「女子」ってやっぱり歌うしかない!

◉邸主の妄言 PREVIEW

いよいよ「女子ライブの会」が始まる。以前からやってみたかったプログラムの一つである。では、なぜ「女子」なのか。

Anco.

Anco.

20代、30代の女性が、自分たちの存在を「女子」という言葉でくくっているのを耳にして久しい。同世代の「女性」からは「媚びてる」とか「なんかムシャクシャする」と敬遠されている輩もいるようである。現代社会学や経済学の見地からすると、「日本の社会ではまだまだ女性が十分に働いたり、子育てできる環境が整っていない。だから自分たちのことを『女子』と呼び、居直る風潮があってしかるべき」と論ぜられているようだ。しかしアーティストやクリエイターのフィールドでは、そうとも言い切れないだろう。

nuts

nuts

ミュージシャンを例にとると、「男子」の大半が楽器を手にしたり、歌ったりするキッカケは「モテたい」からである。この時点では楽曲づくりに対する真摯さと純粋さであふれている。しかしやがて、経済的基盤を築く、つまりは「食べていく」ために演奏したり、歌ったりし始めなければならない状況が訪れる。そこからトタンに「もっとウケる曲は?」とか「売れるためには?」といった邪念が入って、楽曲だけでなく、存在そのものがつまらなくなる。もちろん、そんなコトを考えず、自分の作りたい曲を歌ってるだけで、食べていけてしまう「稀有な例」もあるが、そんなコトができるのは「キラ星の如く輝く」アーティストだけである。

オトザイサトコ

オトザイサトコ

一方「女子」の場合は、モテたいから音楽を始める男子と違って、「自分のコトに気づいてほしい」、「自分がここにいることを知らせたい」といった純粋かつ真摯な思いが先行しているのではないだろうか。そして「歌いたいから」とか「弾きたいから」といった理由で続けているアーティストが多いように思う。彼女たちには「ウケたい、売れたい」といった経済的基盤を築こうとする姿勢は極端に薄れている。だから楽曲がいつまでも純粋で真摯だ。以前も書いたように、私が美輪明宏氏からかけられたコトバを借りると「自分のやりたいこと、やるべきことをやってればいいのよ。それがお金になるかどうかは後のこと。お金になったらそれはご褒美みたいなもんよ」にほかならない。

satoko

satoko

もちろん素晴らしい楽曲は、より多くの聴衆に聴いてもらいたいし、聴いてもらうべきである。しかしそれはアーティスト自身が考えることではなく、第三者、つまりマネージャーの存在に頼るのが筋だろう。有名な経済学の著書「マネジメント」の中で、著者のドラッカーも書いている「クリエイターにはその活動を管理するマネージャーが必要だ」と。

ハナシを戻すが、「女子ライブの会」のスタートを切るにあたって、なかなか魅力的なアーティストに参加してもらえた。彼女たちの作品やプロフィールについては、それぞれのサイトを参照してもらうとして、とにかく「歌いたいから歌う」や「奏でたいから奏でる」といった、ありきたりのコトバでしか説明できない楽曲に出会える機会だと信じて止まない。

(文責・佐藤香聲

◉ 女子ライブの会

vol.1 Nuts「ひとりごと?」
【日   時】2013年5月25日(土) 開場:19:00 開演:20:00 / 20:45
【料   金】ビジター:1,000円 KCVメンバー:200円
       ※1ドリンク別途
【参照サイト】Nuts Official Site

vol.2 Anco.
【日   時】2013年6月19日(水) 開場:19:00 開演:19:30 / 20:30
【料   金】ビジター:1,000円 KCVメンバー:200円
       ※1ドリンク別途
【参照サイト】Anco. HP

vol.3 「satoko×サトコ」
【日   時】2013年6月21日(金) 開場:19:00 開演:20:00 / 21:00
【料   金】ビジター:500円 KCVメンバー:200円
       ※1ドリンク別途
【参照サイト】オトザイサトコHPsatokoHP

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