ク•ビレ邸の秘かな愉しみ

北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ(大阪市)の情報発信拠点「ク・ビレ邸」で開催されるイベントに関する極秘ニュース。決して他言は許されませんのでご注意あそばせ!

やっぱり寺山でないとアカンで、芸術は!

◉邸主の妄言 PREVIEW◉

紙芝居「便所のマリア」 イラスト・せんのさくら

紙芝居「便所のマリア」
イラスト・せんのさくら

寺山修司という無類のアーティストがいた。その創作活動は多岐にわたっていて、短歌に始まり詩、ラジオやテレビ、歌謡曲の作詞、映画の脚本、そしてボクシングや競馬の評論などを書く一方、写真家や映画監督としての顔ももっていた。また最期まで続けたのが演劇で、台本と演出をこなした作品のいくつかは国内よりも海外での評価が高かった。どのジャンルが彼の本業かを決めることは困難で、自身「職業、寺山修司」と答えていたそうだ。

寺山修司が他界して、今年、2014年5月で31年を経た。近年、彼の作品の再評価が高まり、関連の書籍やDVDなどが再発行されているので、名前くらい知っている人も少なくないと期待したい。

久保田寛子 (IQ5000)

久保田寛子
(IQ5000)

私自身が寺山修司を知ったのは「時には母のない子のように」という歌謡曲とアニメ「あしたのジョー」の主題曲の作詞家としてだった。小学生の頃だった。その後、大学で演劇を始めた頃に、劇作家・演出家としての寺山修司に出会った。先輩の友人から、寺山修司が主宰する劇団「天井桟敷」の写真集を見せてもらったのだが、扇情的かつ革新的なイメージは当時の「前衛」そのものであり、その時の衝撃は今でも鮮明に記憶している。

せんのさくら

せんのさくら

今回の企画「テラヤマ de ナイト!」は、そんな寺山修司の初期作品を上演する試みである。作品は「便所のマリア」と「犬神」の二本立て。前者は紙芝居で、イラストと語りをク・ビレ邸のブッキングマネージャー・せんのさくらが担当する。後者は東京の劇団「IQ5000」の主演女優・久保田寛子が一人芝居にアレンジして上演してくれる。どちらも寺山修司の創作の原点を垣間みさせてくれる作品で、私、佐藤香聲が解説を担当させていただく。

(文責・佐藤香聲

テラヤマ de ナイト!

【日   時】2014年5月15日(木) 開場:19:00 開演:19:30〜

【料   金】1,500円(1ドリンクつき)

【問い合わせ】replic@nt.forum.ne.jp

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